人前であがらずに話す9つの方法

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今日は、人前であがらずに話す9つの方法を紹介します。

 

人前で、堂々と喋れるようになりたい

プレゼンで、100%の力を出し切れるようになりたい

と考えている方の一助になれば幸いです。

 

人前にでるとあがってしまう理由

どうして、人前にでるとあがってしまうのでしょうか。

次の内、その理由として適切だと思うのはどれですか。(複数回答可)

 

【A】練習不足

【B】他人からの評価が気になるから

【C】「人からよく思われたい」という心理が働くから

【D】「失敗できない」というプレッシャーがあるから

 

 

 

 

答えは、【B】【C】【D】です。

 

人前であがってしまうのは、「他人からの評価」を気にしすぎるのが原因です。

 

その気持ちが強ければ、強いほど

人からよく思われたい

「失敗できない」というプレッシャー

が重くのしかかります。

 

つまり、完璧主義で真面目な人ほど、「他人からの評価」を気にして、

人前にでると、あがってしまう傾向にあります。

 

では、人前であがらないようにするには、どうしたらいいのでしょうか。

その方法について、これからみていきましょう。

 

1.聴き手の視線をずらす

人前であがってしまう人の多くが、

聴き手に注目されて、じっと見られる」ことに抵抗を感じています。

 

では、それを解消するにはどうしたらいいのでしょうか。

答えは、簡単です。

 

聴き手の視線を、話し手からずらせばいいんです。

その方法を4つ紹介します。

 

(1)資料を配布する

聴き手は、配られた資料を黙読するので、その間は、視線をずらすことができます。

 

2)資料やテキストを読んでもらう

聴き手に、資料やテキストを読んでもらうといいでしょう。

「視線をずらす」だけではなく、読んでもらっている間に「話し手が一息つける」といった、

一石二鳥の効果があります。

 

(3)サンプルを見てもらう

サンプルを配布して、実際に見て・触れてもらうといいでしょう。

「視線をずらす」だけではなく、「口頭での説明を補う」効果もあります。

 

(4)板書をする

聴き手の視線が、「板書の文字」に集中します。

大事なキーワードや、聴き手の意見や考えなどを、板書するといいでしょう。

 

以上、聴き手の視線をずらす4つの方法を紹介しました。

取り入れやすいものから、実践してみて頂けると幸いです。

 

2.間をつくる

あがってしまう人は、「早口で話す」傾向にあります。

早口で話すと、聴き手が内容を理解しづらいだけではなく、

「落ち着きがない」印象を与えてしまいます。

 

では、「早口を直す」にはどうしたらいいのでしょうか。

 

それは、「」を入れることです。

 

接続詞の後

大事な内容の前

に間を入れるようにしましょう。

 

では、クイズを基に、間の入れ方をみていきましょう。

 

【クイズ1】

では、次のセリフの場合、どこに間を入れるのが適切でしょうか。

 

ではこれからは、/①

具体的な解決策について、/②

説明します。

 

 

 

答えは、①です。

「ではこれからは」の接続詞のあとに、1~2秒間を入れるようにしましょう。

 

 

【クイズ2】

では、下記のセリフの場合、どこに間を入れるのが適切でしょうか。

 

人前であがらないようにするには、/①

「聴き手の視線をずらす」/②

ことが大切です。

 

 

 

 

答えは、①です。

「聴き手の視線をずらす」が大事な内容なので、

その前に間を入れます。

 

ゆっくり話すと、心が徐々に落ち着きます。

「緊張しているなー」と思ったときこそ、間を入れてゆっくり話すようにしましょう。

 

3.いつもより大きな声を出す

人前で話すときに、「今日はなんだかあがらずにできそうだ!」と

自分に自信をつける、とっておきの方法があります。

 

それは、「第一声を大きな声で言う」ことです。

 

出だしが上手くいけば、それから先も勢いに乗ることが出来ます。

 

例えば、

「皆さんこんにちは。本日は、お集まりいただきありがとうございます。」

この“冒頭の挨拶”だけでも大きな声で、元気よく言うようにしましょう。

 

4.いつもの口調で話す

あがってしまう人は、「過度な敬語」を使わず、いつもの口調で話すようにしましょう。

いつもの口調で話すと、緊張を和らげることができます。

 

では、下記のうち、過度な敬語を使わない、いつもの口調をしているのはどちらですか。

 

【A】本日はご多忙中の中、またお暑い中、お集まりいただき誠にありがとうございます。

【B】本日は、お集まりいただきありがとうございます。

 

 

 

 

答えは、【B】です。

感謝の思いが伝わればいいので、【B】のようなシンプルな表現で十分です。

 

【A】は丁寧な言い方をしていますが、

一文が長く、緊張をしていたら噛んでしまいそうな表現をしています。

 

人前にでるとあがってしまうという人は、

過度な敬語を使わない

シンプルな表現をする

この2つを意識するようにしましょう。

 

5.身体を動かす

突然ですが、皆さんに質問です。

緊張を和らげるには、次の内どちらの行動をとった方がいいでしょうか。

 

【A】身体を動かす

【B】じっとしっている

 

 

 

 

答えは、【A】です。

緊張をしているときこそ、身体を動かした方がリラックスできます。

 

では、話している最中に、どう身体を動かしたらいいのでしょうか。

方法は2つあります。

 

(1)ジェスチャーを入れる

ジェスチャーを入れると「」を動かすことができます。

 

慣れていない方でも、簡単にできる2つのジェスチャーを紹介します。

よかったら参考にしてください。

 

①ポイントの数を指で表す

例えば、「ポイントが、3つあります」という時には、3本の指を立てるようにしましょう。

 

②「増加・減少」を手を使って表す

「増加した」と言う時には、手を高く上げるようにしましょう。

「減少した」と言う時には、手を低く下げるようにしましょう。

 

(2)聴き手の方に寄っていく

聴き手の方に寄っていくと、「」を動かすことができます。

 

聴き手に、資料やテキストを読んでもらう際に、

「〇〇さん、読んでいただけますか」と席まで寄っていくといいでしょう。

 

人前であがってしまう人は、

ジェスチャー

聴き手の方に寄っていく

この2つを取り入れて「身体を意識的に動かす」ようにしましょう。

 

6.笑顔を意識する

笑顔は、表情筋を使うのでリラックス効果があります。

 

「笑顔なんてそんな余裕はない」という人も

口角を上げる

目じりを下げる

この2つだけでも意識してみましょう。

 

また、笑顔には波及効果があります。

話し手が笑顔だと、聴き手の表情も柔らかくなります。

 

笑顔を取り入れれば、会場全体がリラックスした雰囲気になります。

笑顔の効果は絶大です。ぜひ、笑顔を心がけましょう。

 

7.「挨拶&名刺交換」で聴き手と知り合いになる

初対面の人の前で話をするときには、

始まる前に、聴き手の人と「挨拶&名刺交換」をするようにしましょう。

 

事前に聴き手と「知り合い」になっておくことで、本番での緊張を和らげることができます。

 

8.聴き手のなかに、味方を仕込んでおく

人前であがらずに話す、とっておきの秘策を紹介します。

それは聴き手のなかに、「味方を仕込んでおく」ことです。

 

味方には、見やすい位置に座って貰い、

笑顔で

うなずきながら

聴いてもらうようにしましょう。

 

1人でも好意的に聴いてくれる相手がいれば、こころ強いものです。

 

チームの代表として、プレゼンを担当するときなど、

予め仲間に協力を求めておくといいでしょう。

 

9.プレゼンメモを用意しておく

皆さんは、「プレゼンの内容を丸暗記しなくてはいけない」そんな風に思っていませんか。

 

プレゼンは、時折メモを見ながら話しても全く問題ありません。

しかし、メモばかりを見て、聴き手をまったく見ないのはNGです。

 

では、プレゼンのメモをどのように作ったらいいのでしょうか。

【A】一言一句、言う内容を書いておく。

【B】話すキーワードだけを書いておく。

 

 

 

 

答えは、【B】です。

メモには、「話すキーワード」だけを書いておくようにしましょう。

 

キーワードを見たら、

「これを話す」と連想ができるくらい事前に練習をしておくことが大切です。

 

 

【A】のように一言一句言う内容を書いておくと、

肝心なときに、必要な情報が見つかりません。

結果として、メモばかりを見てプレゼンをする羽目になってしまいます。

 

キーワードをメモしておくと、

情報の伝え漏れがなくなる

頭が真っ白になったときでも、言う内容を瞬時に確認できる

といったメリットがあります。

 

メモを有効に活用しましょう。

 

まとめ

以上今日は、人前であがらずに話す9つの方法を紹介しました。

 

1.聴き手の視線をずらす

2.間をつくる

3.いつもより大きな声を出す

4.いつもの口調で話す

5.身体を動かす

6.笑顔を意識する

7.「挨拶&名刺交換」で聴き手と知り合いになる

8.聴き手のなかに、味方を仕込んでおく

9.プレゼンメモを用意しておく

 

どれか一つでも実践していただけると嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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