リーダーが変われば、チームは変わる!組織風土を改革する6つの構成要素

(本ページは、プロモーションが含まれています)

 

「最近チームに元気がない」そんなお悩みはありませんか。

 

今日は、「チームの風土を変えたい」と考えているリーダーのために、

組織の風土を改革する6つの構成要素について紹介していきます。

 

チームをより良くしたいと考えているリーダーの一助になれば幸いです。

 

1.どうして、チームの風土に差が出てしまうのか

職場のチームといっても、下記のような様々なチームが存在します。

 

メンバーが、活き活きと仕事をしているチーム

団結力があり、お互いを気づかったり、協力し合えるチーム

意見やアイデアが活発に飛び交い、変化に対して積極的なチーム

個人プレーで、協調性や団結力に欠けるチーム

誰もアイデアや新しい提案をしない、変化のないチーム

 

皆さんのチームは、どんなチームですか。

 

では、チームによって、上記のようなチームの差が生じるのはどうしてでしょう。

 

【A】メンバーの性格や行動特性に差があるから

【B】上に立つリーダーのマネジメントに差があるから

 

 

 

正解は、【B】です。

チームや組織の風土は、上に立つリーダーの言動や、メンバーに対する接し方が影響しています。

 

つまり、リーダーが変われば、チームは変わります!

 

本来チームとは、チームを構成する6つの項目が、

いずれも高水準で、バランスよく保たれているのが理想です。

 

では、チームを構成する6つの構成要素について、詳しく見ていきましょう。

 

2.組織風土をつくる6つの構成要素

①自由度

新しい考えやアイデアが、受け入れやすい。

また、仕事上の手続きは必要最低限に抑え、仕事の効率化とスピードアップに努めている。

 

②責任感

部下への権限移譲ができている。

メンバーの自発性が高く、上司の指示がなくても、自分自身の判断で仕事ができる。

 

③目標感

メンバー自ら、高い目標を設定し、目標の達成に向けてベストを尽くし取り組んでいる。

 

④公平感

業績に対する正当な評価がなされている。

(メンバーが評価に対して、不満や不平等を感じていない。)

 

⑤方向感

組織全体のビジョンや戦略・計画が、メンバーに明らかになっている。

また、それに対する各人の役割や使命が明確に位置付けられ、皆にきちんと把握されている。

 

⑥一体感

メンバーがその組織の一員であることに誇りを持ち、共通の目的に向かって、互いに信頼し、協力し合っている。

 

3.組織風土を測る診断シート

自分のチームは、「どの構成要素が強いのか・弱いのか」診断してみましょう。

チームとして、当てはまるものには〇を、当てはまらないものには×をつけましょう。

各項目ごとに〇が3個以上ついた場合は、その項目が組織の風土として高い傾向にあります。

 

【1.自由度】

①メンバーが自発的に、新しい考えやアイデアを出す。

②新しいことを積極的に取り入れる風土がある。

③仕事上の手続きは必要最低限に抑え、仕事の効率化とスピードアップに努めている。

④適材適所に人材を配置し、人員不足・人員過剰が起こっていない。

 

【2.責任感】

①メンバーが適切だと思うやり方で、仕事を遂行できる。

②業務改善を行うことが、推奨されている。

③多少のリスクがってあっても、見返りや成果が期待できるのであれば、

新しい事に積極的に取り組んでよい。

④課題や問題が起こった際、緊急を要する場合は、

上司の指示がなくても、メンバーの判断のもと対応をしてよい。

 

【3.目標感】

①チーム目標が、全員に共有されている。

②メンバーに対して、ハードルの高い目標を設定する傾向にある。

③「何としても目標を達成させる」といったチームの意気込みがある。

④目標の達成において、過程よりも「結果」を重視する。

 

【4.公平感】

①メンバーは、仕事の成果に対して、相応の見返りや評価を受けている。

②早く昇進・昇給するのは、上から気に入られる人ではなく、有能で仕事ができる人である。

③優れた仕事をした場合、褒めたり、頑張りを称え合う習慣がある。

④メンバーの欠点よりも、長所に注目し、長所を伸ばす教育が行われている。

 

【5.方向感】

①各メンバーに対して「何を期待しているか」といった使命や役割が明確にされている。

②各メンバーが、「自分の仕事」と「チームの目標」との関係性を理解している。

③チームの方針や、責任の範囲が明確化されている。

④計画や事前準備を入念に行った上で、物事に取り組む傾向にある。

 

【6.一体感】

①メンバーが、チームの一員としての誇りや自覚を持っている。

②チームの仲間を進んでサポートする習慣がある。

③メンバー同士が信頼し合っている。

④チームが一丸となって、目標達成に取り組む。

 

4.組織風土を改革する2つの方法

診断結果は、いかがでしたか。

 

「診断して終わり」ではなく、少しでもチームが良い方向に改善していくよう診断結果を基に、チーム風土・組織風土を改革するやり方を2つ紹介します。

 

どちらか、やり易い方法で取り組んで頂けると幸いです。

 

【やり方 その1】

改善すべき点を1つか2つに絞って、まずはそれから変えていく。

 

<詳細>

6つの項目のうち、〇が2個以下だったものは、いくつありましたか。

例えば、「それが4個あります」という方は、4個の項目に対して優先順位をつけましょう。

 

最初から全てを改善するのは、大変です。

まずは、優先順位の高い上位1~2項目から順に改善していくようにしましょう。

 

 

【やり方 その2】

チームとして最低限押さえておくべき項目から、改善する。

 

<詳細>

チームの目的は、「目標を達成する」ことです。

では、「目標を達成する」上で、欠かせないチームとしての構成要素は、次の内どれでしょうか。

 

【A】自由度と公平感

【B】方向感と目標感

【C】責任感と一体感

 

 

 

 

答えは、「【B】方向感と目標感」です。

組織全体のビジョンや戦略が、メンバーに明らかになっており(方向感)、

かつ、目標の達成に向けて、各人がベストを尽くして取り組んでいる(目標感)状況が重要です。

 

このように、チームとして最低限押さえなくてはならない「方向感」と「目標感」から、まずは改善していくのもいいでしょう。

 

6.各項目の強化の仕方

では、強化すべき項目が分かったら、

「その項目をどのようにして改善していったらいいか」を紹介していきます。

弊社のこれまでのブログ記事を参考にしていただけると幸いです。

 

 

【目標感】・【方向感】、【一体感】を強化したい方におすすめの記事

リーダー必見!メンバーのやる気と達成力を高める「目標管理」の5つの方法

GROWモデルを活用した、部下への「目標設定」の仕方

 

 

 

【自由度】を強化したい方におすすめの記事

内向型リーダーが、自己の強み・個性を活かしながらリーダーシップを発揮する9つの方法

 

 

【責任感】を強化したい方におすすめの記事

「自発的な部下」を育てる指導法

誰も教えてくれない、コーチングにおける「質問テクニック」7つ

 

 

【公平感】を強化したい方におすすめの記事

誰でも簡単にできる、褒める以外の「承認テクニック」5つ

 

7.まとめ

以上今日は、組織の風土を改革する6つの構成要素について紹介しました。

 

どれか一つでも、実践していただけると幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

■『リーダーシップ』の関連記事はこちら

初めてリーダーになった人が陥りやすい5つのNG行動とその対処法

リーダー必見!メンバーのやる気と達成力を高める「目標管理」の5つの方法

内向型リーダーが、自己の強み・個性を活かしながらリーダーシップを発揮する9つの方法

 

■最近のよく読まれている記事はこちら

仕事が早い、仕事が予定通りに進む人のスケジュールの立て方

「緊急度と重要度」だけではない!生産性を上げる、仕事の優先順位の付け方3つ

どの時間帯に何の仕事をすべきか!仕事の生産性と質がアップする時間活用術3つ

突発業務を減らす3つの方法!キーワードは「先手必勝」と「7対3の法則」

状況別!仕事の手戻りを防ぐ3つの指示の受け方

朝型の仕事術!朝集中して仕事を片付ける方法

 

■研修に関するお問い合わせ

●先取り型研修事務所へのご質問・お問い合わせは、こちら

 

●研修サービス

①1.5時間からの「短時間集中」集合研修

②集合研修受け放題プラン

③研修テキストの作成

④研修体系の構築支援

に関する詳細は、こちら

 

●研修テーマに関しては、こちら

 

■Facebookはこちら

いいね!」をクリックして、『職場ですぐに実践できるビジネステクニック』の最新情報を手に入れよう☆

先取り型研修事務所のFacebookはこちら

カテゴリー: すぐに実践できるビジネステクニック, ブログ
  • video
  • blog