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今日は、「ストレスを感じやすい人の“5つの特徴”と“その対処法”」について紹介します。
●ストレスに負けない、自分になりたい
●心身ともに健康で、毎日を楽しく過ごしたい
と思っている方の一助になれば幸いです。
「ストレスを感じやすい人・感じにくい人」の差ってなに?
ストレスには、個人差があります。
同じ経験をしていたとしても、それがストレスになるか・ならないかは、
その人の性格、価値観、物事の捉え方が大きく影響しています。
例えば、仕事でミスをして、上司に叱られた場合、
皆さんだったら、どんな風にその経験を捉えますか。
【A】上司たるもの頭ごなしに部下を叱るべきではない。
確かにミスをした自分も悪いけど…、あんなに怒らなくたっていいじゃない!
【B】今回のミスで、私は信用を失ったに違いない。
〇〇職への昇進は、もう絶望的だ!!
【C】「次回こそは、頑張れよ!」って、上司に言われたけど、
それって普段私が頑張っていないってこと???
なんかあの上司の言い方、引っかかるな…。
【D】ミスをするなんて、自分の努力が足りなかった。
上司の期待に応えられなかった自分に腹が立つ!
もっとストイックに頑張ろう!!
【E】どうせ私は何をやっても上手くいかない。なんてダメな人間なんだ・・・。
【F】今回の一件は、とても勉強になった。
次回は失敗しないように〇〇や△△にもっと注意していこう!
【A】~【F】どれを選んだかによって、あなたの物事の捉え方の傾向がわかります。
下記を参考にしてください。
【A】:べき思考
自分や他人、物事に対して「こうあるべき」という理想を持っています。
相手が自分の理想通りに動かないと、ストレスに感じます。
【B】:過大評価
「1回のミスで、昇進は絶望的だ」と決めつけたり、
たいしたことでもないのに大げさに捉える傾向があります。
【C】:読心(どくしん)
相手が言った些細な一言から、他人の心理を深読みし、
勝手に決めつける傾向があります。
【D】:完璧思考
責任感が強く、やるからにはベストを尽くすといったストイックさがあります。
自分自身に厳しく、無理をしすぎてしまう傾向があります。
【E】:どうせ思考
「どうせ私は何をやっても上手くいかない」等、
自分を否定的に捉える傾向があります。
【F】:切り替え上手型
過去の出来事に落ち込んだり、後悔することなく、
未来に向かって、前向きに気持ちを切り替えることができます。
【A】~【F】の中では、最もストレスを溜め込まないタイプと言えるでしょう。
皆さんは、どのタイプでしたか。
ストレスを感じやすい【A】~【E】に該当したという人も、安心してください。
各タイプ別に、ストレスを感じにくくする対処法があります。
では、詳しくみていきましょう。
べき思考
自分や他人、物事に対して「こうあるべきだ」という理想を掲げ、
理想通りに事が進まないと、それがストレスになります。
冒頭の例では、
「上司とは、頭ごなしに叱るべきではない」といった
上司に対する「べき思考」がありました。
その為、感情的に怒る上司に対して、憤りを感じ、
それがストレスになっていたのです。
では、そんな「べき思考」タイプのストレス軽減法を3つ紹介します。
「べき思考タイプ」のストレス軽減法
(1)多様な価値観、考え方を受け入れる柔軟さを持つ
一人ひとり顔が違うように、人それぞれ様々な価値観、考え方を持っています。
相手に対して、「なんでこうしてくれないの!!」と不満に感じたら、
心のなかで、下記の言葉をつぶやきましょう。
●色々な考え、価値観があって当たり前
●まぁ、そのやり方(その考え方)もありかぁ。
(2)自分の許容範囲を広げる
「ここまでだったら許せる / 許せない」といった自分の許容範囲を広げることも大切です。
先ほどの上司の例で、考えてみましょう。
【許容範囲が狭い時の考え方】
●大声で怒鳴られる
●乱暴な言い方をされる
だけで、許せない!!
↓
【許容範囲を広げた時の考え方】
●言葉が乱暴でも、人格を否定されなければ、よしとしよう!
相手を変えるのは、大変です。
しかし、物事の捉え方は、
心がけ次第で、いかようにも変えることができます。
(3) 自分の「べき思考」を予め周囲に伝えておく
●自分が何を大切にしているのか
●何をされたら傷つくのか
これらは、自分自身で発信していかないと、相手には伝わりません。
例えば、先ほどの例では、
自分の持っている「べき思考」を、勇気を出して、上司に伝えてみるのもいいでしょう。
<一例>
乱暴な言い方をされたり、大声をだされると、委縮してしまいます。
自分のためを思って言って下さっているのは分かりますが…、
もう少しトーンを押さえて、お話しいただけないでしょうか。
相手を責めるのではなく、「依頼形」で伝えるのがポイントです。
過大評価
過大評価とは、たいしたことでもないのに大げさに捉えることを指します。
先ほどの例では、「たった1回のミスで、昇進は絶望的だ!」と大げさに捉えています。
では、「過大評価」のストレス軽減法をみていきましょう。
「過大評価タイプ」のストレス軽減法
(1)事実に基づいて、客観的に物事を考察する
「本当にそうなの?」と事実に基づいて、
物事を客観的に分析する習慣をもちましょう。
例えば、先ほどの例では、下記のよう分析をすることで、
物事を冷静に判断できるようになります。
●「昇進する人=これまで1回もミスをしたことがない人」なの?
●今回のミスって、レベル10のうちどれくらいの失敗?
●ミスによって、損失がでたのか?
●会社の存続にかかわるミスなのか?
●昇進する条件って、何?
●昇進するには、どんなスキルを身に付ければいいの?
●「上司は、私に失望したはずだ」って思い込んでいるけど、それって本当?
●叱られたときに、上司からポジティブな声掛けはなかったのか?
●叱れた後の上司との関係性はどうか?
etc・・・
物事を大げさに捉えているなと感じたら、
●決めつけない
●立ち止まって冷静に考える
ことが大切です。
読心
読心とは、他人の心理を深読みし、勝手に決めつけることをいいます。
先ほどの例では、「次回こそ“は”、頑張れよ!」という上司の発言に、
●普段自分は、頑張っていないってこと??
●上司は、私に「頑張りが足りない!」と言いたいのではないか??
などと勝手に決めつけて、気を揉んでいます。
上司がどう思っているかは、本人にしか分かりません。
例えば、「次回“も”、頑張れよ!」と言いたかったのに、
ただ単に、上司が接続詞を間違えて、伝えただけかもしれません。
そう思うと、相手の心理を深読みするのは、
時間や労力が、もったいないと感じませんか。
でも、そうはいっても辞められないという人のために、
「読心」タイプのストレス軽減法を2つ紹介します。
「読心タイプ」のストレス軽減法
(1)他人の言動を悪く解釈しない
他人の言動について、プラスの解釈をするように努めましょう。
例えば、先ほどの例では、
●上司は、私に喝を入れるために言ってくれた
●上司は、「気持ちを切り替えて、次回頑張ろう」そう言いたかったのではないか
等、出来事をプラスに捉えていきましょう。
(2)相手との良い思い出を振り返る
相手の心理を深読みしている時は、どうしても物事をネガティブに捉えがちです。
相手との良い思い出を振り返り、マイナスイメージを払拭しましょう。
<相手との良い思い出 一例>
●日頃、相手にお世話になっていること
●相手に言われて嬉しかった一言
●相手が気遣ってくれたこと
●相手と過ごした楽しかった時間
etc‥‥
上記を思い出してみると、
●これってただ単に、自分の思い込みかも
●そんなに気を揉まなくても、大丈夫!
と心が軽くなりませんか。
完璧思考
完璧思考の人は、仕事を断ったり、手を抜いたりすることに強い抵抗を感じます。
●やるからには、ベストを尽くす
●相手の期待に120%で応えたい
など、責任感が強いのが特徴です。
しかし、完璧を求めるが故に、
身体や心に鞭を打って、頑張りすぎてしまう傾向があります。
では、完璧思考のストレス軽減法は、どうしたらいいのでしょうか。
その対策を3つ紹介します。
「完璧思考タイプ」のストレス軽減法
(1)適正な仕事量を把握する
心身の健康を維持するために、自分の仕事量の限界を把握しましょう。
(2)仕事を断る勇気を持つ
この仕事を引き受けたら
●他の仕事が、疎かになる
●どう頑張っても、勤務時間内に終わらない
●連日の残業、休日出勤をせざるを得なくなる
●仕事の疲労で、体調を崩す恐れがある
そう思ったら、仕事を断る勇気を持ちましょう。
健康でこそ、いい仕事ができます。
(3)休息日を設ける
完璧思考の人は、自分に厳しいのが特徴です。
休日も、何かと目標を立ててストイックに頑張る傾向があります。
「休むのも仕事のうち」と捉えて、
何もしないで、のんびりと過ごす日をつくりましょう。
どうせ思考
どうせ思考の人は、「どうせ私は何をやってもうまくいかない」等、
自分自身を否定的に捉える傾向があります。
上記のような考え方を持っていると、
自分で自分の可能性を狭めてしまう恐れがあります。
そうならないためにも、3つのことを実践していきましょう。
「どうせ思考タイプ」のストレス軽減法
(1)自分の長所に目を向ける
短所ではなく、自分の長所に目を向けましょう。
「長所が思いつかない…」という人は
周囲に聞いてみるのもいいでしょう。
また、
●人に褒められたこと
●感謝されたこと
等を手帳やノートに書き留めておくと
自分の長所を客観的に分析できるので、おすすめです。
(2)過去に上手くいった経験を思い出す
「あなたは本当に何をやっても上手くいかない」のでしょうか。
もちろん、そんなことはありません。
これまでの人生のなかで、
●上手くいったこと
●達成感を感じた経験
等を思い出してみましょう。
がんばってきたからこそ、今の自分がいます。
自分で自分を認めてあげましょう。
(3)「挑戦しないことには始まらない」という考えを持つ
失敗するかどうかなんて、やってみないと分かりません。
●やらない後悔より、やった後悔
●失敗から学ぶこともある
●人生一度きり。楽しもう!
●失敗したって、命をとられる訳じゃない
上記のような考え方を持っていると、最初の一歩を踏み出しやすくなります。
まとめ
以上、今日は「ストレスを感じやすい人の“5つの特徴”と“その対処法”」を紹介しました。
生きている上で、ストレスを完全に無くすことは難しいでしょう。
しかし、「ストレスとどう向き合うか」は、
自分の心がけ次第で、いかようにも変えていくことができます。
今日紹介した内容のうち、どれか1つでも実践していただけると幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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