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今日は、「部下との信頼関係を築く7つのポイント」について紹介します。
部下との信頼関係を築ければ、
●職場内のコミュニケーションが活発になる
●部下が、いきいきと働く
●仕事の生産性や質がアップする
といった効果があります。
ぜひ部下との信頼関係を築く、一つの参考にしていただけると幸いです。
(1)部下の話をよく聴く
皆さんに質問です。
普段の部下との会話を思い浮かべてください。
上司と部下、どちらが多く話をしていますか。
人は自分の話を親身に聴いてくれる相手に、
親しみや好感を抱きます。
部下と会話をする際は、「話したい」・「教えたい」という衝動をおさえて、
「聴く」ことに注力しましょう。
聴き上手になるコツは、3つあります。
1.“ながら聞き”をしない
どんなに忙しくても、部下と話をするときは、
仕事の手を止めて、聴くようにしましょう。
2.話を途中で遮らない
頭の回転が速い人ほど、話を先回りして聴いてしまう傾向があります。
部下の話を、最後まで聴くようにしましょう。
3.部下の立場に立って考えてみる
部下の立場・価値観・考え方だったら、
どんな風に物事を捉えるか想像してみましょう。
部下の立場に立って考える習慣を持つと、
「何で〇〇をしないんだ」「何で〇〇が分からないんだ」
と部下に腹を立てる機会が少なくなります。
(2)コンタクト回数を増やす
皆さんに質問です。
次のうち、部下と信頼関係を築きやすいのはどちらでしょうか。
【A】半年に1度、部下と面談をする
【B】毎日、部下に話しかける
答えは、【B】です。
コミュニケーションの量は、部下との信頼関係に影響します。
【A】のように面談でまとまった時間をとるよりも、
日々の業務のなかで、部下と接する回数を増やしていくことが大切です。
例えば、こんなことから始めてみるのもいいでしょう。
●部下に自分から挨拶をする
●部下に労いの言葉をかける
<一例>
・遅くまでお疲れ様
・雨の中(暑い中)、営業まわり大変だったね
・もう資料が完成したの。早いね
・タイトなスケジュールな中、よく頑張ったね
●部下の近況を気にかける
<一例>
・体調はどう?
・〇〇の件は順調? 何か困っていることはない?
etc・・・
ここでの注意点は1つ。
人は、自分と似たタイプの相手と接点を多くもつ傾向にあります。
●馬が合わない部下
●自分と価値観や性格が異なる部下には、
積極的にコミュニケーションをとるようにしましょう。
(3)報・連・相をする機会を上司がつくる
部下と信頼関係を築くためには、
コミュニケーションが取りやすい環境を作ってあげることも大切です。
例えば、部下が報・連・相をしやすいのは、次のうちどの声掛けでしょうか。
【A】いつでも報告や相談に来てくださいね。
【B】〇〇の工程が終わったら、報告にきてください。
【C】今日は14時~16時までデスクにいるので、
報告や相談がある人は、その時間帯に来てください。
答えは、【B】【C】です。
報・連・相のタイミングを具体的に伝えてあげることが大切です。
(4)部下の支援者になる
皆さんに質問です。
●部下は、どんな仕事に興味・関心があるのか
●部下は、将来なにを目指しているのか
一人ひとり把握をしていますか。
部下との信頼関係を築くには、
上司が、部下の目標を達成する上での支援者になることも大切です。
上司が、自分のキャリアビジョンを理解し、
実現するためのサポートをしてくれたら、部下はどう思うでしょうか。
上司に対して、感謝の気持ちを抱きますよね。
筆者も新卒で入った会社の上司が、
講師の勉強をするために、研修視察の機会を捻出してくれたことがありました。
当時から教育の道に進みたいと思っていたので
上司が、自分の目標を後押してくれていることがありがたく、
俄然仕事にやる気が入ったものです。
(5)「褒め+質問」で部下を肯定する
部下と信頼関係を築くには、相手を褒めることも大切です。
褒めるのは、おべんちゃらを言っているようで苦手という方もいるでしょう。
そんな方にお薦めなのが、「褒め+質問」です。
例えば、こんな風に部下を褒めていきます。
●〇〇さんはいつも分かりやすい資料をつくるね。どんなことを注意して作っているの?
●取引先のAさんが、「仕事が丁寧だ」と〇〇さんのことを褒めていたよ。
お客様と接する上で、どんなことを心がけているの?
質問をいれるメリットは、3つあります。
1.部下との会話が続く
せっかく褒めたのに、「そんなことないですよ~」と謙遜され会話が終了。
こんな経験はありませんか。
質問をすることで、部下との会話が弾みます。
2.部下への関心をアピールできる
質問をされると、自分に興味をもってくれていると感じ、相手は嬉しいものです。
3.部下に気づきを与える
部下に質問をすることで、何をやったらうまくいくのか、
自分自身の行動を振り返るきっかけになります。
(6)感謝を伝える
皆さんは、部下に対して感謝の気持ちを伝えていますか。
〇〇してくれて、ありがとう。
〇〇してくれて、いつも助かっているよ。
こんな言葉をかけられたら、部下は嬉しいものです。
部下の足りない点ではなく、部下が貢献してくれている点に注目すると、
良好な関係を築くことができます。
(7)部下が仕事を楽しめるようサポートする
皆さんの部下は、楽しんで仕事をしていますか。
部下が仕事を楽しんでいないとしたら、
上司として、改善してあげる必要があります。
例えば、人間関係で悩んでいるのであれば、
間に入って取り持ったり、
人員や座席の配置を変えることで、ストレスを軽減することができます。
仕事量が多い、仕事が難しいと感じている部下には、
仕事の割り振りをかえたり、
チーム制にして助け合える環境を整えてあげることもできます。
部下が抱えている不満要員を取り除いてあげることも、信頼関係を築く上で大切です。
まとめ
以上今日は、「部下との信頼関係を築く7つのポイント」について紹介しました。
信頼関係とは、一度築いたら終わりではありません。
せっかく信頼関係が築けても、些細なことで壊れてしまうこともあります。
信頼関係の構築には、「継続」と「根気」が必要です。
ぜひ今日紹介した内容のうち、どれか一つでも実践していただけたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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