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あなたの部下は、ミスやトラブルが発生した時に、上司であるあなたに真っ先に報告を入れてくれていますか?
「部下がミスを報告してくれない」
「報告をしてくれた時には、もう収拾がつかない状態になっている」
といった上司の方は、報告を受ける際に「ある2つのことを実践するだけ」で、
この現状を打破することができます。
今日は、「ネガティブな報告を受けたときに、上司がするべき」2つのことを紹介していきます。
1.第一声に●●●●の言葉を投げかける
あなたは、部下がミスを報告したときに、第一声にどんな言葉を投げかけていますか。
【A】なぜもっと早く報告しないんだ!
【B】君は一体なにをやってるんだ!
【C】よく報告してくれた。ありがとう
部下がミスを報告してくれたときには、
【C】のように、まず「ねぎらいの言葉」をかけましょう。
部下にとって、ミスを報告することは勇気のいる行動です。
部下は、「上司に叱られるのではないか・責められるのではないか・・・」といった不安な気持ちを抱えています。
そんな部下の気持ちを受け止め、まずは「言いづらいことをよく報告してくれた。ありがとう」というねぎらいの言葉をかけましょう。
【A・B】のように、最初から頭ごなしに怒っても、部下は萎縮してしまい、余計話しづらくなるだけです。
また、ミスを報告しても、「罵声を浴びせられる・厳しく叱られるだけだ」という刷り込みができると、それ以降、部下はミスを報告することをためらうようになります。
「どうせ叱られるくらいなら黙っておこう・・・」という心理が働き、ミスを隠したり、ぎりぎりまで上司に報告をしなくなってしまうのです。
そうならなない為にも、勇気をだしてミスを報告してくれた部下に対して、
「報告してくれてありがとう!!」この一言を冒頭で伝えるようにしましょう。
2.解決策について部下に質問する
部下からネガティブな報告を受けたときは、上司から解決策を出すのではなく、「どうしたらいいと思う?」と、部下に対して質問を投げかけましょう。
ミスやトラブルが発生すると、迅速な対応が求められるため、どうしても上司の方で指示を出したくなるものです。
しかし、それが常習化してしまうと、ミスやトラブルが発生したときに、部下はいつまでたっても上司の力を頼らないと、トラブルを収拾できなくなってしまいます。
部下の「課題解決スキル」を向上させる為には、上司が答えを与えずに、「どうしたらいいと思う?」と部下自身に考えさせることが大切です。
まとめ
以上、「ネガティブな報告を受けたときに、上司がするべき」2つのことを紹介しました。
1.第一声にねぎらいの言葉をかける
2.解決策について部下に質問する
どれか一つでも実践して頂けると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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