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「気分が沈んだり」「何となくやる気がでない」といった経験はありませんか?
もしかしたら、それはネガティブなセルフトーク(心の口癖)が、影響しているかもしれません。
セルフトークとは、心のなかで自分に語りかけている「心の呟き」・「心の口癖」です。
今日は、「ストレスを感じない」・「前向きな気持ちを維持していく方法」を、セルフトーク(心の口癖)の視点から紹介していきます。
突然ですが、こんな状況のとき、あなただったら「どんな言葉」が頭をよぎりますか?
<状況>
連日の残業続き・・・。仕事が自分に集中して忙しい。
そんな中、新たに急ぎの仕事を頼まれた。
【A】なんで自分だけ、こんなに仕事量が多いんだ。
【B】上司はどうして自分の大変さを分かってくれないんだ。
【C】どうせ私は、会社にいいようにこき使われてるだけだ。
【D】上司は、いつも大変な仕事を押し付けてくる。
A~Dは、すべてネガティなセルフトーク(心の口癖)です。
読んでいるだけで、気持ちがドヨーンとしませんか。
ネガティブなセルフトーク(心の口癖)には、下記の「キ―ワード」が含まれる傾向があります。
●【自分だけ】
「なんで自分だけ~なんだ」と、自分だけに不幸な出来事が起こっていると嘆く。
●【~してくれない】
「誰も自分の努力を分かってくれない」など、自分に対する周囲の理解の無さを嘆く。
●【どうせ】
「どうせ俺は頭が悪い」「どうせ失敗する」など、ある状態や結果を、最初からネガティブに決めつける。
●【いつも】
「いつも上司が嫌味を言う」など、一回言われたこと・されたことを、いつもそうだと決めつける。
先ほどの例題にも、「自分だけ」「~してくれない」「どうせ」「いつも」といったネガティブなキーワードが含まれていました。
それでは、ネガティブなセルフトーク(心の口癖)を改善するには、どうしたらいいのでしょうか?
ポイントは2つあります。
①非論理性を正す
ネガティブなセルフトーク(心の口癖)が生まれるときには、物事を論理的に判断できていない場合があります。
自分の心の呟きや口癖は、
・「事実」や「根拠」に基づいているのか?
・自分の「勝手な憶測」ではないか?
を冷静に考えてみましょう。
②見方を変える
人は自分のことになると、意外と、客観的に判断したり、冷静に見ることができません。
そのため、凝り固まった考え方をしがちです。
ネガティブなセルフトークをしているなと感じたら、
・他の捉え方ができないか?
という風に考えるようにしましょう。
先ほどの例題を、「①論理性を正す」「②見方を変える」の2つのポイントを使って、ポジティブなセルフトークに変えると、下記のようになります。
【A】なんで自分だけ、こんなに仕事量が多いんだ。
→同じ部署のBさん・Cさんも、毎日遅くまで仕事をしている。
大変なのは自分だけじゃない。【非論理性を正す】
【B】上司はどうして私の大変さを分かってくれないんだ。
→仕事量が多くて困っていることを、上司に相談したことが無い。
伝えていないのだから、上司が自分の気持ちを分からなくて当然だ。【非論理性を正す】
【C】どうせ私は、会社にいいようにこき使われてるだけだ。
→大変な時こそ、自分が成長できるチャンスだ。【見方を変える】
【D】上司は、いつも大変な仕事を押し付けてくる。
→信頼されているからこそ、大変な仕事を任されるんだ。【見方を変える】
ポジティブなセルフトーク(心の口癖)を意識するだけで、「気分が沈む」「何となくやる気がでない」といった自分を、少しずつ変えることができます。
毎日を前向きにイキイキと過ごすために、
皆さんも今日から、心の口癖をネガティブから、ポジティブに変えていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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