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最初はやる気満々だったのに、モチベーションが持続せず、せっかく立てた目標が達成せずに終わってしまったという経験はありませんか?
どうしたら、私たちはモチベーションを高く保つことができるのでしょうか。
今日は、誰でも実践できる「モチベーションを継続的に高く保つ方法」を3つ紹介していきます。
1.自分の行動に『意味』を見出す
3人のレンガ職人がいます。通行人は3人に向かって「何をしているのですか」と尋ねたところ下記の返事がかえってきました。3人のうちモチベーションが高いと思うのは誰ですか?
【A】レンガを積んでいる
【B】生きていくために働いている
【C】後世に残る街の大聖堂をつくっている
答えは、【C】です。
Cの人は、自分の仕事に対して「社会的使命感」を見出すことができています。
Aの人は、仕事を作業と捉えているため、仕事に取り組む姿勢としては、やらされている感があります。
Bの人は、「今」に視点が限定されています。生計をたてる為に働くのはもちろん大切なことですが、「お金を稼ぐことによって将来的にどうしたいのか」といった長期視点が欠如してしまっています。
自分のいまの仕事や、日々取り組んでいる事に、意味を見出すのは自分自身です。
下記2つの視点で、自分の行動に意味を見出すようにしましょう!
(1)仕事に「社会的使命感」を見出す
自分の仕事が、「どのように社会に役立っているのか」を意識しながら働くと、仕事の遣り甲斐や働く上でのモチベーションは格段に高まります。
いま一度、あなたの仕事が「誰にどんな価値を提供しているのか」を考えてみてください。
必ずあなたの仕事は、誰かの役に立っているはずです。
(2)「未来」の視点で意味を見出す
いま取り組んでいることが、「将来の自分にとって、どのように役に立つのか」という視点を持つことも大切です。そうすることによって、今は大変でも、将来に向かって頑張る粘り強さを持つことができます。
レンガ職人の例を、「未来」の視点に直すと下記のようになります。
●レンガを積んでいる→
将来、自分で大聖堂の設計を行うために、今は現場で日々勉強や経験を積んでいる。
●生計を立てるため→
10年後にマイホームを建てる為に、お金を稼いでいる。
「今」だけではなく「未来」にも視点が向けられることで、モチベーションがアップするだけではなく、毎日の生活や人生そのものが充実した豊かなものになっていきます。
2.「加点法」で物事を捉える
2人の営業マンがいます。飛び込み営業をしたところ10件中、2件が話を聴いてくれました。2人とも成果は同じです。モチベーションを継続していきやすいのは、Aさん、Bさんのどちらでしょうか?
【Aさん】8割の人から門前払いをされた
【Bさん】2割の人が話を聴いてくれた
答えは、【B】です。
なぜなら、Bさんは、成功を数える「加点法」で物事を捉えているからです。
その一方、Aさんは、失敗を数える「減点法」で物事を捉えています。
自分の経験に意味を見出すのは自分自身です。
同じ経験をしていても、ポジティブに捉えるか、ネガティブに捉えるかで、モチベーションに差が生じます。
あなたは、「自分はまだまだ」「自分はどうしてこんなこともできないんだ」と、自分で自分を追い込んだり、過小評価し過ぎたりしていませんか?
自分に厳しいことは、自分自身を高めていく上で時に大切です。
しかし、減点法ばかりを繰り返すと、自信を無くしたり、心が疲れてしまうことがあります。
自分で自分をしっかりと認めてあげられる人は、壁にぶち当たったときや上手くいかない場合でも、モチベーションを高く保つことができます。
皆さんも途中で心が折れないように、加点法で物事を捉えるようにしましょう!
3.具体的な目標を立てる
モチベーションを最後まで高く保ち、確実に結果を残すのは、AとBどちらの目標でしょうか?
【A】5件の成約をとれるように頑張る。
【B】5件の成約をとるために、1日10件のアポイントメントと1日1件の商談をおこなう。
答えは、【B】です。
漠然とした目標よりも、行動レベルに落とし込んだ目標の方が、モチベーションを高く維持していけます。
行動レベルに落とし込んだ目標は、「今日も目標通りにできた!」という達成感や充実感を生むため、モチベーションが持続します。
しかし、漠然とした目標では、できたという達成感が味わえないので、モチベーションが持続しません。
目標を立てたものの達成せずに終わってしまうという人は、「目標の立て方」そのものが間違っている恐れがあります。
目標を立てる際には、自分が毎日実行できる身近な目標を持つようにしてください。
毎日の行動の積み重ねが目標の達成に繋がります。
以上、誰でも実践できる「モチベーションを継続的に高く保つ方法」を3つ紹介しました。
- 自分の行動に『意味』を見出す
- 「加点法」で物事を捉える
- 具体的な目標を立てる
どれか一つでも実践していただけると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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