プレゼンテ―ション

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到達目標

●目的や状況に合わせて、プレゼンの構成方法を変えることができる。

●聴き手参加型のプレゼンができる。

●分かりやすく、説得力のある話し方ができる。

研修の内容

プレゼンでは、聴き手のニーズをよく分析し、聴き手の課題・興味・関心に沿った内容を話すことが重要です。例えば、「機能」について興味がある人に、「デザイン」の良さをいくら伝えても、聴き手の行動を促すことはできません。「聴き手が何を求めているのか」を把握することが大切です。また、プレゼンの見せ方も、聴き手の趣味思考に合わせて、臨機応変に変えていく必要があります。

この講座では、プレゼンを作り込む過程から、プレゼンの練習法方法、本番で留意すべき点等、プレゼン上手になるためのスキルを余すことなくお伝えしていきます。

研修プログラム例

1.プレゼンとは何か
(1)プレゼンの目的
 ①説明する
 ②聴き手を動かす
(2)プレゼンの基本=聴き手視点
 ①聴き手の課題・興味・関心に沿った内容を話す
 ②聴き手の趣味思考に合わせて、プレゼンの見せ方を変える

2.プレゼンスキル診断
【ワーク】自己の現状の課題を把握する

3.聴き手の心を動かす5つのプレゼン構成テクニック
(1)要点提示法
(2)PREP法
(3)時間軸法
(4)一点三例法
(5)KK法

4.冒頭の1分間で、聴き手を引き付けるプレゼンテクニック
(1)説得力あるたたずまい
(2)「大きな声・間・抑揚」を意識した話し方
(3)掴みの話題性
 ①聴き手が得られるメリット
 ②聴き手の予想をいい意味で裏切る
 ③質問を投げかける
 ④インパクトのある数字を見せる
【ワーク】冒頭1分間練習

5.聴き手参加型のプレゼンテクニック
(1)質問を入れる
 ①全体質問
 ②個別質問
 ③投げかけ質問
(2)「協調するキーワード」等を板書する
(3)デモンストレーションを入れる
(4)聴き手を引き付けるフレーズを盛り込む
(5)ワークを入れる
(6)動画を流す
(7)聴き手に近づいていって話す

6.説得力がアップする「結論」の伝え方
(1)聴き手の想像を超える提案をする
(2)比較して言う
(3)ビフォー・アフターを伝える
(4)数字は、身近なものに例える
(5)敢えてデメリットを説明する
(6)想定される反対意見について触れる
(7)偉人の言葉を借りる
【ワーク】結論の伝え方練習

7.プレゼンでの分かりやすい話し方
(1)無駄な口癖を入れない
(2)「抑揚、強弱、間」をつける
(3)一文を短くする
(4)ジェスチャーを入れる
(5)アイコンタクトを意識する
(6)重要なキーワードを繰り返す
(7)例え話を入れる
(8)聴き手を引き付ける「前置き」を入れる
(9)語尾を言い切る
(10)背筋を伸ばして堂々と立つ
(11)接続詞を上手に活用する
(12)情熱を持って取り組む
【ワーク】「これは良かった」「いまいちだった」と思うプレゼンの特徴

8.人前であがらずに話す9つの方法
(1)聴き手の視線をずらす
 ①資料を配布する
 ②資料やテキストを読んでもらう
 ③サンプルを見てもらう
 ④板書をする
(2)間をつくる
(3)いつもより大きな声を出す
(4)いつもの口調で話す / 過度な敬語は使わない
(5)身体を動かす
 ①ジェスチャーを入れる
 ②聴き手の方に寄っていく
(6)笑顔を意識する
(7)「挨拶&名刺交換」で聴き手と知り合いになる
(8)聴き手のなかに、味方を仕込んでおく
(9)話すキーワードをまとめておく

9.分かりやすいプレゼン資料を作るコツ
(1)絵コンテを書いてから作り始める
(2)1枚1テーマ
(3)デザインを統一する
(4)36pt以上「ゴシック体」or「明朝体」を使う
(5)1スライド3色まで
(6)データはグラフで見せる
(7)ビジュアル化させる /「図解」や「表」を駆使する
(8)語尾や表現を揃える
(9)文章を短文化する
【ワーク】プレゼン資料を作る上でのマイポリシー

10.プレゼン上手な人がやっているプレゼン練習法
(1)プレゼンメモをつくる
(2)リハーサルは、目的別に5回繰り返す
(3)忙しい・効率よく練習したい人向け練習法
 ①冒頭5分間練習
 ②分割練習
(4)想定される質問の答えを考える
 ①「反対意見」に関する質問
 ②「詳しく説明できなかった箇所」に関する質問
 ③「聴き手が重視する箇所」についての質問
(5)日々の練習法
 ①「話のプロ」の喋り方をみて、話し方を学ぶ
 ②「抑揚、強弱、間」を意識して新聞記事や本を朗読する
 ③自分の話し方を録音して、聴いてみる

11.こんな時どうするプレゼンでのハプニング9事例と対処法
(1)場がしらけている
(2)聴き手の反応が気になる
(3)まさかの機材トラブル
(4)時間が足りない
(5)答えられない質問がでた
(6)渾身のギャグが滑った
(7)聴き手から何も質問がでない
(9)プレゼンの途中で質問をされる
【ワーク】私のハプニング体験と対処法

12.プレゼンに挑戦 ロールプレイング

13.まとめ / 質疑応答

ビジネスシーンで役立つポイント

社会人になると、30分などの長いプレゼンをおこなう機会が増えていきます。その際、30分間ずっと喋り続けるのではなく、10分・15分をめどにプレゼンに変化をつけることが大切です。例えば、10分説明をしたら動画に切り替える、また更に10分経ったったら簡単なワークを入れるなど、聴き手を飽きさせない工夫が必要です。そうすることで、聴き手の集中力を最後まで持続させることができます。

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