OJTリーダー

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到達目標

●部下との「信頼関係の築き方」を習得する。

●部下の「やる気」と「スキル」の両方を上げられるようになる。

●部下の主体性を高める「指示の仕方」や「指導法」を身につける。

研修の内容

OJTとは、「On the Job Training」の略で、「実務を通じた訓練」という意味です。OJTリーダーは、部下に仕事を教え、部下の能力を高めながら、部下が段階的に成果をだせるようサポートしていく人のことを言います。

この講座では、OJTのベースとなる部下との信頼関係の築き方や、部下の「やる気」と「スキル」を短期間で効果的にアップさせる「指導法」について学習していきます。

研修プログラム例

1.OJTリーダーの役割

2.部下との信頼関係を築く方法
(1)日頃の部下との接し方を振り返る
(2)「聞く」と「聴く」の違い
【ワーク】自己診断シート

3.育成計画表のつくり方
(1)部下に任せたい仕事を羅列する
(2)職務遂行に必要なスキル、知識をあげる
(3)仕事ごとに「目標」を細分化する
(4)教える順番を決める
(5)5W1Hに基づいて指導計画をつくる
【ワーク】育成計画表の作成

4.業務スキルを教える4Step
(1)説明する
(2)見本をみせる
(3)部下にやらせる
(4)質問する

5.DiSC理論に基づいた部下のタイプ別指導法
■D:主導型(Dominance)
 少し高めの目標を設定する、信じて任せる
■i:感化型(influence)
 褒める、コンタクト回数を増やす
■S:安定型(Steadiness)
 段階的にチャレンジをさせる、具体的なやり方・手順を示す
■C:慎重型(Conscientiousness)
 仕事の目的や全体像を説明する、リスクや失敗に対する許容範囲を示す
【ワーク】部下のタイプ分析と効果的な指導法を考える

6.指示の仕方
(1)部下への動機づけ
(2)仕事の手戻りを防ぐコツ
【ワーク】指示の練習

7.部下のやる気を下げない「叱り方」
(1)叱るポイント
(2)サンドイッチ話法
(3)部下のタイプ別叱り方
 ①言い訳の多い部下
 ②何度言っても同じミスを繰り返す部下
 ③意欲はあるものの進歩のない部下
 ④考え方の違う部下
【ワーク】叱る練習

8.部下のやる気を引き出す「承認」スキル
(1)部下のやる気を下げる上司のNG行動とその対処法
(2)上司に言われるとやる気がupする言葉・downする言葉
(3)ほめるポイント
(4)ほめる以外の承認の仕方
【ワーク】ほめる練習

9.まとめ / 質疑応答

ビジネスシーンで役立つポイント

主体性のある部下を育てることによって、チームの効率化を図ることができます。

主体性の高い部下を育てるには、日頃から部下に"考えさせる習慣″を身につけさせることが重要です。例えば、部下へフィードバックをする時には、すぐに答えを教えずに、「実際にやってみてどうだった?」と問いかけることで、部下が自主的に自分の課題や反省点に気づいていけるようになります。

研修動画

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